空き家放置
空き家放置
落とし穴 4
「とりあえず置いておこう」と、
空き家のまま放置する
いちばん多くて、いちばんもったいない失敗
実家を相続した方の、
本当に多くがこうおっしゃいます。
「いつか使うかもしれない」
「処分するのは寂しい」
「兄弟で結論が出ないから、とりあえず」
そのお気持ちは、本当によく分かります。
私自身、母を見送った時も、
すぐに「処分」とは思えませんでした。
人として、自然な感情です。
でも、「とりあえず置いておく」という選択には、
見えにくいコストが、確実に積み重なっていきます。
空き家放置で、実際に起こる5つのこと
✓ 固定資産税は、空き家でも毎年かかり続ける
✓ 自治体に「特定空き家」と指定されると、
住宅用地の特例が外れることで、
固定資産税が最大で6倍程度に増えることがある
✓ 家は、人が住まないと、想像以上の早さで傷む
✓ 雑草・害虫・不法投棄・近隣からの苦情
✓ 最悪のケースでは、自治体から解体命令が出る
それぞれ、少し詳しくお話しします。
1. 固定資産税は、毎年かかり続ける
誰も住んでいなくても、土地と建物がある限り、
固定資産税は毎年発生します。
吉川市・松伏町・越谷市の戸建てなら、
年間で10万円〜30万円程度の負担が、
毎年続くケースが多いです。
「とりあえず」が5年続けば、
それだけで50万円〜150万円。
何も得るものがない出費が、
ただ積み重なっていきます。
2. 「特定空き家」に指定されると、
税金が跳ね上がる
ここが、
いちばん知られていない落とし穴です。
通常の住宅用地には、
「住宅用地の特例」という減税制度があり、
固定資産税が最大で6分の1に抑えられています。
しかし、空き家を放置し、
自治体から**「特定空き家」**に指定されると
この特例が外れ、固定資産税が、
これまでの最大6倍程度に跳ね上がることがあります。
「特定空き家」に指定される条件は、
倒壊の危険がある
衛生上、有害である
景観を損なっている
周辺の生活環境に影響を与えている
など。
「ただ放置しているだけ」でも、
年月が経てば、これらの状態に近づきます。
3. 家は、人が住まないと、本当に早く傷む
これは、不動産屋を30年以上やってきて、
何度見ても驚くことです。
人が住んでいる家と、
空き家になった家の傷み方の違いは、
想像以上です。
換気されない→ 湿気がこもり、カビが広がる
配管に水が流れない → 排水管が乾燥し、悪臭の原因になる
雨戸が閉めっぱなし → 木材が湿気を含み、歪む
庭の手入れがない → 雑草が屋根まで届くこともある
たった1〜2年で、見違えるほど傷むケースを、
私は何度も見てきました。
4. 雑草・害虫・不法投棄・近隣からの苦情
これは、ご相続人ご本人ではなく、
近隣にお住まいの方の問題になります。
お隣の家との境界に、雑草が伸びていく
害虫が発生し、周辺に広がる
「空き家」と分かると、
ゴミの不法投棄場所にされる
不審者の出入りや、放火のリスクも
「遠方に住んでいるから、見えていない」だけで、
近隣の方は、毎日、その光景を見ています。
そして、苦情が自治体に届くと、
「特定空き家」の指定に直結します。
5. 最悪のケース:自治体から解体命令が出る
「特定空き家」に指定されてもなお改善されない場合、
自治体は行政代執行(自治体が代わりに解体する制度)を行うことができます。
この場合、解体費用はすべて所有者の負担となり、
さらに遅延損害金が加算されることもあります。
戸建ての解体費用は、100万円〜300万円ほど。
これが、ある日突然、ご家族に降りかかります。
「とりあえず」が、最大の損になる
5年・10年経って、
ようやく重い腰を上げて売却を決めた頃には
家の価値より、解体費用の方が高くなっている
これは、私が現場で本当によく見る光景です。
「もっと早く動いていれば、もう少し売れたのに」
このお声を、本当に何度も聞いてきました。
落とし穴を避けるための、4つの選択肢
相続した実家が空き家になった時点で、
どの方向に進むかを決めることが、
いちばん大事です。
✓ 売却する
✓ 賃貸に出す
✓ 解体して土地として活用する
✓ 誰かが住む(リフォーム含む)
このどれにするか、
「いつまでに決めるか」も含めて、
早めに方向を出すこと。
「決めない」も決断のひとつ、ですが、
それは「時間という名のコストを払い続ける選択」になります。
「決めるのが辛い時期」だからこそ
ご相続直後は、気持ちが追いつかないものです。
「もう少し置いておきたい」というお気持ちも、
本当によく分かります。
だからこそ、ひとりで抱え込まず、
信頼できる第三者に一度話してみる
それだけで、見え方がずいぶん変わります。
弊社では、
「まずは、売るべきかどうかから」
を、ご相談の入り口にしています。
「売る前提」ではなく、
選択肢を一緒に並べるところから始めます。
なぜ、弊社が松伏町で3期連続1位なのか
少し、自社の話をさせてください。
弊社は、イクラ不動産・松伏町ランキングで3期連続1位、
現在も2位にランクインしています。
理由のひとつは、空き家・相続物件の売却に、
特に多く携わってきたことです。
地元の事情(吉川市・松伏町・越谷市の地域性、買い手の層、価格相場)を、
30年以上、現場で見続けてきた強みがあります。
「いつ売るか」「どう売るか」「そもそも売っていいのか」
迷われている段階で、お気軽にご相談ください。
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